\ 2つの理念 /
「年齢や発達に関係なく、やってみたい事
思い通りにならないことも、実際にやらせて体験させる」
生きていく上で大切な礼儀作法、協調性、社会のルールなど
必要最低限身に付けなければいけない教養は必要ですが、
これまでの言うことを聞く子が良い子という時代は
終わりました。新しい価値観や情報がめまぐるしく変わる
現代において、これが正しいという答えは一つでは
なくなりました。答えが一つではない現代に必要な力は
自分で考え行動する自主性と実体験の数だと考えています。
子どものうちから、沢山の成功体験、失敗体験、感動体験、
悔しい体験、痛い体験、ちょっとほろ苦い体験などが
成長の種だと考えてます。その体験を経て少しずつ少しずつ
出来る事が増えていき、それが後々の自分の人生を
豊かなモノにすると考えています。
「人間力を育てる」
「人間力」を身に付ける為には、異年齢の子との交流
地域社会との交流が大事です。
それと情緒や感性を豊かにする野外体験・野外遊び、自分が好きな事に熱中することが大切だと考えています。


\ 大切にする6つの力 /
①ケガをしない丈夫な体つくり
運動体験部屋で、トランポリン・バランスボールなどを使って、
基礎体力の向上、体幹トレーニングをします。
又、定期的に専属トレーナーによる、
ボクササイズ・座禅の時間を設け、心と身体を鍛えます。
②自分で出来ることを自分でする
身辺自立の最終目標として「キャンプが出来る子を育てる」
をテーマにしています。身の周りの小さい事から
一人で出来る様スタッフで支援させていただきます。
③人との関わりから、判断・行動を身に付ける
大人であるスタッフや発達段階、年齢の違う子供同士が
共に過ごす中で、お互いに頼り合い、教え合ったり、
時には思い通りにならないこと、ぶつかり合うことも
全て実際に身を持って体験することは子供にとって
大切な最初の社会経験になると考えます。
発達段階に合わせた個別の療育と組み合わせて
総合的な支援に取り組み人間力を育てていきます。
又、地域との行事にも積極的に参加し交流を図ります。
④活動を選択し、自分で考えて行動する
活動自体をスタッフが全て決めるのではなく、月に1回程度
グループに分け、子どもたち自身がしたい活動を考え、
自分自身が興味がある活動を選び参加する。
自主性を促す療育をします。
⑤生死を知る・四季を感じる心を養う
自然活動の中で、虫の観察・魚の採取・植物・野菜を
育てる事で「生きる・死ぬ」について学びます。
自然体験部屋では、常に四季が身近に感じられる様に
季節ごとの写真を掲示。
又、活動の中で自然観察の時間を設けます。
⑥感じたこと・考えたことを表現する
やりたいこと・してほしいこと・わからないことを
尋ねたり言葉で表現出来るよう、スタッフと一緒に
振り替える時間を設け考えていることや感じていることを
表現する力を養います。